「稲村ヶ崎の家」──「改めて見ると、いい家ですね」と言われました!

写真家の米谷享さんに撮影して頂きました。
前回2月の撮影に続き、2回目になります。見事に整えられた芝生が映えるように撮影をお願いしました。
一瞬、人工芝?と思うほど綺麗なんです!
撮影中はご家族の話や家のこと、仕事のこと、旅行のことなど、雑談をしながら楽しく進みました。


作家さんの器に米谷さんも大興奮!
「〇〇さん、撮影したことありますよ」
嬉しいお話を伺いました。
建築主が毎週末に道の掃除をしているということです。
何が嬉しいかと言うと、私は「掃除がきっかけで街が整えられていく」と思っているのです。
掃除をすることで街に関わることになり、街の様子に目が向くようになります。
あの家の庭木は何だろう?、空き地で工事が始まったんだ、あそこの家素敵だよねなどなど。
掃除をするなんて当たり前のことですが、それがなかなか出来ないのです。
街が綺麗だと散歩していても気持ちが良いですし、ポイ捨ても出来ませんしね。
そういえば、私の師匠の田中さんは「挨拶と掃除」が大事と常々おしゃっていました。
ところで、世の中全体に「無関心」が広まってはいないでしょうか。
周囲は気にせず自分だけ良ければ良い、見て見ぬふりをするような。
先日、ある建築家がおっしゃっていました。
「田舎に暮らしていると、町に関わっていかないと、快適に暮らしていけない。
お互いに助け合うことで、快適な暮らしが成り立っている。
最初は抵抗があったが、今では自分のために、暮らしの一部になっている。」と。
街も同じです。良いと言われる街は住民が自ら関わって整えています。
整えると言うより、自分たちで良い環境を作り、守っているのですね。
過去に「稲村ヶ崎の家」について書いたブログです。
2025年08月25日 庭を眺めながら過ごすって、贅沢なのでしょうか?
2025年05月29日 「稲村ガ崎の家」家づくりに求めることは抽象的なことでも構いません
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



