実務で学ぶ大切なこと-インターンシップ生に伝えたい
今年もインターンシップで大学生がやってきました。
毎年、ものつくり大学の2年生を受け入れて今年で4年目、田中さんの頃からだと15年以上になります。
ものつくり大学のインターンシップは必修科目、40日間、約2ヶ月もの間、私と一緒に作業をすることで、建築設計の実務について学ぶことになります。
模型制作ー10日間の挑戦
最初にお願いした作業は型制作です。
今回は打ち合わせに合わせて、10日間で模型を作ってもらいました。「10日も?」「10日しか?」はそれぞれの感じ方がありますが、限られた時間で良い模型を作るのは案外難しいものです。

私の横で指示を受けながら黙々と作業をし、時には私が見逃したために作り直したり、わずかに足りない材料を買いにいったりしてもらっています。
周りにいる建築家仲間からも口を出され、大変だったと思います(笑)。

地球温暖化問題ー自分ごととして考えよう
世界全体で取り組むべき課題の地球温暖化対策、ここ数年、猛暑や豪雨による影響が顕著になってきています。
耳にしたことはあっても、実際にどういう問題が起きるのか、自分のこととして感じることがまだないようです。
そこで江守正多さんの動画を何本か見て勉強してもらって、「自分が設計で何ができるか」を考えてもらいました。
大学で学ぶことと、実務で直面する課題は異なります。このインターンシップでは「社会の現実」に触れることも、大切な学びだと思っています。

これから1ヶ月
私も刺激をもらいながら、一緒に作業をしていきます。
先週でようやく半分、残り1ヶ月、ともにがんばり、楽しんでいきましょう!
このブログを読んだ方で「教えたいことがある」という方ばぜひ、事務所までお越しください!若者と対話することで、自分が気づいていない新い発見があるかもしれません。(もちろん冷えたビールを用意していますので!)
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



