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一期一会──お茶会に誘われて

先日、お茶会に誘われて行ってきました。

私は過去に茶道を習ったことがあります。その時、一緒に習った方(Kさん)からのお誘いです。Kさんとは同期になりますが、お付き合いはそれっきりでした。

茶道には「一期一会」という言葉があります。

今日のこの日に会えるのは一生に一度、だからこそこの出会いを大事にしないといけないという心得です。

私は忘れていたご縁ですが、Kさんが大事にされていたことが嬉しかったです。一期一会とはこういうことなのかと、体感することができました。

主菓子と薄茶をいただきました

立礼式のお茶会

会場はお茶の水のオフィスビルのカフェで、立礼式(りゅうれいしき)で行われました。立礼式では畳に座らず椅子に座ってお茶を頂きます。正座ができない方でも茶道を楽しめます。

Kさんのキレのあるお点前は、見ていて緊張感があり、清々しさがありました。着物姿も格好よく、私も着たいと思いました。

最近、いろんなことがカジュアル(簡略)になっているので、つい疎かにしてしまうことが多いですね。

立礼式(現代)の会場としてモダンな空間を選ばれ、お茶会が一つの作品として完成されているように感じます。

私はKさんのお点前を拝見しながら、習っていた頃を思い出しました。

帛紗(ふくさ)を捌いて、棗(なつめ)や茶杓(ちゃしゃく)を拭いて、柄杓(ひしゃく)を持ち上げてと、一つ一つの所作が蘇ってきました。

現代の住宅でお茶を楽しむには?

現代の住宅でお茶を楽しむには、まずスマホやTVをオフにして、テーブルの上のものを全て下ろして、日常をリセットしましょう。

週末の夕暮れ時(マジックアワー)に暗くなるまでの余韻を一緒に楽しむと、すっきりした気持ちになれます。

木下治仁

一級建築士/合同会社HKA 代表

1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。

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