歩くスピードで見える街 「下北線路街」-ヒューマンスケール
通勤時に、久しぶりに下北沢駅まで歩いてみました。
小田急線が複々線化したおかげで、線路跡は歩行者専用の道が整備され(下北線路街)、車にわずらわされることもなく歩けます。

世田谷代田駅から下北沢駅まで1.0km弱、ゆるやかな下り坂を歩くので気持ちが良いです。
この時期は樹木が色づき始め、景色を楽しむことができます。途中、旅館や幼稚園、公園、店舗群、農園と混在しているので、眺めていても飽きることがありません。

最近、ヒューマンスケールについてぼんやり考えています。
自動車のスピードで街を眺めずに、歩くスピードで街を眺めると、いろんなことに気がつきます。
例えば看板の文字の大きさ、道の舗装の違い、車と人の境界(ガードレール、白線)など。
日本の道は車が中心に作られていますので、歩いていても不快だったり、面白くない道が多いですが、下北線路街のような道を見つけると、歩きたくなります。
そんなヒューマンスケールな道が、もっと増えると嬉しいです。
下北線路街のブログ
2025年5月12日 朝の散歩が気持ちの良い時期、小田急線の線路跡地は快適な散歩道
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



