建築家に求められる職能は設計だけではない!
昨年から始まった「工務店・設計事務所の大交流会!」も6回目になりました。
今回は福井市で「木の家」づくりの地域工務店を訪ねて、皆でいろいろと話し合います。
参加者は建築家4名と工務店から4社4名と福井の工務店から8名の設計士が加わり、合計16名です。

話し合いのテーマは建築家と工務店の協業についてですが、その他にも設計の進め方、仕事の悩み、会社の問題点、若手の育成など話題はいろいろ。
今ではお互いに遠慮することなく言いたいことを言える関係です。
厳しい意見もありましたが、みんな良い家を作るために必死!、私も大変参考になります。
建築家の職能として
「定期的なセミナーや勉強会についてどう思うか?」と質問がありました。
私には建築設計という本業があるので、準備などで時間を取られるのが負担になりますが、求められるなら引き受けてきました。
自分の思考をまとめる良い機会になりますし、日本に良い家が増えて良い街並みが出来るなら嬉しい限りです。
私が今まで先輩方から教わったことや経験したことを伝えられるのは、当然、私にしかできません。
それが社会を良い方向へ導くことに役立つのであれば、それは建築家の職能の一です。
そろそろ、そういう役割を担う立場になったのだと思いました。
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



