「篠ノ井アトリエ」と「篠ノ井の家」を訪ねて
先日、長野市の地域工務店ダイコクさんの社屋「篠ノ井アトリエ」と隣家「篠ノ井の家」を訪ねてきました。
計画道路に伴う代替用地への移転から、どちらも建て直すことになり、せっかくなら2棟が並び建つ佇まいが、新しい街並を作って欲しいと思い設計しました。

設計:田中敏溥+木下治仁
構造:山辺構造設計事務所
施工:ダイコク
完成当初はまだ道路もなく、不自然な立ち姿に違和感を感じていましたが、今では道路が現れ、その佇まいが自然に見えています。
遠くに見える稜線をなぞるような2棟の伸びやかな屋根、時を経るごとに変化していく素材、どこか気になるこの建物が地域の方に愛されることを願います。
ダイコクの皆さんにはいつも和やかに迎えてもらいます。まるで親戚の家を訪ねたかのように。そんな暖かい気持ちが家づくりにも現れているように思います。
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



