近年、夏が本当に暑くなってきた、まずは遮熱スクリーンを検討してみる
今週もメンテナンスに伺いました。竣工して27年が経つ「成城の家」、設計は前職の田中敏溥建築設計事務所です。
当時の担当者の中村聖子さんに報告すると、「コンクリート打ちの時に叩きに行ったね。シャッターボックスを隠すの苦労した記憶も蘇る」と懐かしがっていました。

今回、伺ったのはロールスクリーンの交換です。
最近、夏の暑さが大変だとうかがうことが多いです。東向きの部屋は朝から暑いと。
ガラスに遮熱フィルムを貼ったりすることも考えたそうですが、竣工して27年が経ち、生地も痛んでいるので、遮熱タイプの生地に交換したいということでした。
今回、ご提案したのはニチベイというメーカーのの遮熱タイプのロールスクリーンです。電気代が30%〜44%節約できるというものです。繊維にセラミックや金属を配合したり、裏地にガラス粒子をコーティングしているそうです。一見、普通の生地に見えます。
いくつか生地を選んだので、サンプルを手配して大きめの生地で再確認することになっています。
暑いから空調を強化するのではなく、そもそもの原因である日射を防ぐ、まずはそれが必要です。省エネルギーを考えることが第一です。
「成城の家」
竣工:1998年
場所:東京都世田谷区
設計:田中敏溥建築設計事務所
木下治仁
一級建築士/合同会社HKA 代表
1975年鹿児島県生まれ。田中敏溥建築設計事務所に13年間勤務し、2016年に独立、2024年に合同会社HKAを設立。東京・代々木を拠点に、木造注文住宅・古民家再生・リフォームの設計監理を手がける。ウッドデザイン賞2度、木の建築賞 職人のチカラ賞受賞。



